お米から生まれた、「ソイペディオ菌」のはなし

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お米から生まれた、
ソイペディオ菌」のはなし

瓦礫の前で立ちすくんだ研究者が、
たどり着いた答えは「乳酸菌」でした。
2011年3月11日
東日本大震災が起きたとき、乳酸菌の研究を続けていた木下英樹先生は、当時、東北の大学に勤めていました。

大きな揺れと津波。研究室は崩れ、しばらくは車の中で夜を過ごす日々が続きました。
被災地へ
「自分に何かできることはないか」。木下先生は、ボランティアとして被災地に向かいました。

けれど、そこで目にしたのは、想像をはるかに超える被害の大きさでした。瓦礫の前で、木下先生は立ちすくみました。
これは、ボランティアの手でどうにかなる規模の問題じゃない――。愕然としながら、そう感じたといいます。
思い直したこと
無力感の中で、木下先生はひとつの答えにたどり着きます。

自分にできることは、ボランティアではなく、専門である乳酸菌の研究そのものだ。

福島原発での放射能漏れの問題を目の当たりにし、 木下准教授のチームは、お米・漬物・甘酒・キムチ・ヨーグルト・豚の腸など、身近な食べ物から77種類の乳酸菌を集め、ひとつひとつ調べていった。「もしかして、乳酸菌がセシウムやストロンチウムを吸い取ってくれるかもしれない」という仮説を確かめるために。  
そして実験の結果、驚くべきことが起きた。多くの乳酸菌が、実際にセシウムとストロンチウムを吸着する力を持っていたのだ。しかもその中で、お米から見つかったある菌が、群を抜いて高い能力を示した。 その後も15年以上にわたる研究で、次々にこの菌の凄さがが明らかになっていった。
そして、その研究の先で出会ったのが――
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10本の学術論文が語る、知られざる菌の話

日本のお米から見つかった、
体まるごと整えるすごい菌

お腹のこと、お肌のこと、毎日のだるさ、なんとなくの不安——
その全部に、小さな菌が関わっているかもしれません。

名前は「ソイペディオ菌」(学名:Pediococcus pentosaceus TOKAI 759m)。
知らない名前ですが、すでに10本の論文で研究されています。
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特徴 01
体に入れたくないモノを“吸い取る”磁石みたいな力
クリーン
実はこの菌、放射性のセシウム・ストロンチウムから水銀・カドミウムなどの重金属、さらに魚の食中毒で知られるヒスタミンまで、表面にくっつけて取り込む力を持つことが論文で次々と報告されています。研究では超低濃度でもストロンチウムを約96%吸着しました。
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たとえるなら、お風呂で使うあの“ふわふわのスポンジ”。汚れをキャッチして、そのまま流してくれる感じ。腸の中で、体に入れたくない小さなものをくっつけて、便と一緒に外へ出してくれます。
📑 2013年 Research in Microbiology・2021年 Microbiology 誌など
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特徴 02
体の中の“さび”を抑える、強い味方
抗酸化
ソイペディオ菌が豆乳の中で作り出す「酸性EPS(特殊な多糖類)」には、活性酸素をしっかり抑える力があることが確認されました。研究では、細胞のDNAをダメージから守る働きまで観察されています。
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たとえるなら、リンゴを切って置いておくと茶色くなりますよね。あれが体の中で起きている“さび”。ソイペディオ菌はそのさびを抑えるレモン汁のような働きをしてくれるイメージです。
📑 2019年 Bioscience of Microbiota, Food and Health 誌掲載
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特徴 03
大豆イソフラボンを“吸収しやすい形”に変身させる
女性の味方
大豆に含まれるイソフラボン。実は普通の状態だと体に吸収されにくい形(配糖体)なんです。でもソイペディオ菌で発酵させると、吸収されやすい形(アグリコン型のゲニステイン・ダイゼイン)にしっかり変換されることが論文で確認されています。
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たとえるなら、せっかく買った高級なお米も“炊いて”はじめて食べられますよね。ソイペディオ菌は、大豆のいい成分を体が「すぐ食べられる」形に炊いてくれる小さなコックさん。
📑 2024年 BBB誌・2025年 Current Research in Food Science 誌掲載
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特徴 04
腸内の「いい菌」を育てる名コーチ
腸活
ソイペディオ菌で発酵させた豆乳ヨーグルトをマウスに与えたところ、腸の中で「クロストリジウム」「アッカーマンシア」といった、いま注目の善玉菌たちが増えていきました。これらは“酪酸”という腸を守る大事な物質を作る菌です。
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たとえるなら、ヨーグルトの中で1種類のいい菌を直接届けるだけじゃなく、お腹の中にもともといるいい菌たちを「がんばれー!」と応援して育てるコーチみたいな存在。
📑 2024年 Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry 誌掲載
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特徴 05
体の“小さな火種”をしずめる成分を作る
炎症ケア
マウス実験で、ソイペディオ菌の豆乳ヨーグルトを食べたグループは血液中の炎症マーカー(CCL-2)が有意に低下。発酵で生まれる成分(ゲニステイン、ダイゼイン、アデニンなど)が炎症を抑える働きをすることがわかってきました。
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たとえるなら、体のあちこちで小さくくすぶっている“火種”を、じわじわ消火してくれる消防隊。気づかないうちに溜まる体の負担に、そっと働きかけてくれます。
📑 2024年 Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry 誌掲載
🧠
特徴 06
最新研究 — 腸から“脳”にまで届くらしい
2025年新発表
2025年最新の研究で、高脂肪のエサで認知機能が落ちたマウスにソイペディオ菌の豆乳ヨーグルトを与えると、記憶力テストのスコアが有意に改善。脳の中の炎症が抑えられ、神経のつながりに関わるタンパク質まで増えていました。
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たとえるなら、お腹を整えると、家族みんなが朝ごはんをちゃんと食べて元気になるみたいに、腸が落ち着くと脳まで元気になる——そんな“腸と脳のつながり”を裏付けた発見です。
📑 2025年 Current Research in Food Science 誌掲載
「腸から脳まで」、本当につながっています
これが今、世界で注目される「腸脳軸(ちょうのうじく)」
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腸内フローラ
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血液・腸の壁
🧠
脳・記憶
腸の中でいい菌が増えると、腸の壁が守られて、悪い物質が血液に漏れにくくなります。すると、その影響が脳にまで届いて、脳の中の小さな炎症もやわらいでいく——という流れが、研究で示されました。「腸は第二の脳」とよく言いますが、いまや「腸が脳を守ってくれている」と言われ始めています。
この菌が見つかった、ちょっとしたお話
「自分にも何かできないか」
2011年、震災のあとに動き出した研究者
東日本大震災のあと、福島原発から放射性物質が広がっていきました。東海大学の木下英樹准教授は、自分の専門である乳酸菌で何かできないか…と、お米や漬物など身近な食べ物から100種類近くの菌を集めて、ひとつずつ調べ始めます。

そして、お米の中から見つかった一つの菌が、放射性物質を強く吸着する驚きの能力を持っていました。それがソイペディオ菌(当時の名前はMYU 759)。調べれば調べるほど、抗酸化、腸活、炎症ケア、認知サポートまで——次々と新しい力が見つかっていったのです。
数字で見る、ソイペディオ菌の研究
10
本の
学術論文
2025
ゲノム
完全解読
15年+
継続的な
研究実績
CONTINUE
どうして、1年くらい
続けてみてほしいの?
  • 腸はゆっくり変わる場所
    研究でも数週間〜数ヶ月の継続摂取で変化が見られています。腸内フローラは“積み重ね”で変わります。
  • 四季を通じて、自分の体と向き合える
    春の花粉、夏の疲れ、冬のだるさ——一年を通じて体の小さな変化に気づくきっかけになります。
  • 続けやすいから続く
    毎朝のヨーグルトのような気軽さで、無理なく日常に。「これを食べた日」がだんだん心の習慣になります。
  • 家族の食卓に取り入れやすい
    豆乳ベースなので牛乳が苦手な方や乳糖が気になる方にも。家族みんなで取り入れられる安心感があります。
小さな菌が、
毎日にできること。
日本のお米から見つかった、ソイペディオ菌。
腸を整え、体の中の“さび”を抑え、大豆のいい成分を引き出して、炎症をしずめ、そして脳にまで届く——
これだけのことが、10本の論文で少しずつ明らかになってきました。

難しいことは抜きにして、まずは1年。
朝のヨーグルトをこの菌に変えるくらいの気持ちで、自分の体に小さな変化を起こしてみませんか。
※本内容はすべて学術論文(査読あり)の研究結果に基づいています。
動物実験・細胞実験を含み、個人の感想・効果を保証するものではありません。
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